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TOP お知らせ 2015年 11月 西蔵王公園

西蔵王公園・悠創の丘「秋を楽しむハイキング」実施報告

西蔵王公園
場 所西蔵王公園・悠創の丘
日 程平成27年11月7日(土)9:30~14:45
講 師植物案内人 志鎌 節郎 氏 
      佐竹 恵一 氏、遠藤 敏雄 氏
参 加 者参加者36名(定員30名 申込率120%)
参 加 費600円 当日支払
実施状況報告蔵王山系の雄大な自然が広がる西蔵王公園と里山の面影を残した風景の悠創の丘を生かし、2公園をつなぐ林道・古道2つのルートを活用した初の試みとして、植物観察を中心としたハイキングを開催しました。
初の試みでしたが、定員を超えるお申し込みをいただき、植物を楽しみながらの山歩きに関心のある方々が多くいらっしゃり、自然豊かな公園を管理運営する立場として、大変うれしく思いました。
天候にも恵まれ、上りの林道では木漏れ日を受け輝く色とりどりの紅葉を楽しみながら山野草等のレクチャーを受け、ゆっくり2時間ほど掛けて西蔵王公園に到着しました。
昼食を摂った午後からは、新設した看板の掲げられた古道入口より進み、自然林の紅葉を再び堪能していただきました。大正8年頃までは生活道路として使用されていた趣を味わいながら、古道沿いにある氷室の跡や湧水箇所等も講師にご紹介いただき、参加者のみなさんからも地域遺産としての価値がある道だとご認識いただけたようです。
今回は、神尾古道のヤマモミジの紅葉が最高のタイミングで楽しめたこともあり、参加者からは口々に良い道(古道)を紹介してもらったとのお声をいただきました。
公園の魅力創造として、自主的に2年前から下草狩り等の整備をしている神尾古道をご紹介する機会ともなりました。今後も活用した事業を計画して参りたいと思います。

 

平成27年度 西蔵王公園 ノルディックウォーキング教室 実施状況
9 時30 分開会の挨拶の様子  出発前に準備体操
 悠創の丘 感動の丘脇の林道にさしかかる 志鎌講師による植物紹介“サクラの名の由来”
 佐竹講師による植物紹介“ツルリンドウの説明” モミジの紅葉 
 色取り取りの落ち葉を踏みしめ歩く遠藤講師による植物紹介“カラコギカエデ等” 
ヤマモミジの紅葉ウリハダカエデの説明
赤が美しいウルシの紅葉ツリバナの実
ウバユリの実山形市南部が見える見晴らしの良いスポット
サラシナショウマ等の説明西蔵王公園沼にてヒツジグサ名の由来の説明
たで沼周辺に向かう様子西蔵王公園大型休憩施設で和気あいあいと昼食を摂る
昼食後、案内看板を設置した神尾古道ルートを進むシダ類が繁茂しているエリア
古道の落ち葉を踏みしめ深秋を満喫する自然林の紅葉の美しさを楽しむ参加者
古道沿い付近にある氷室の石積をご覧いただく古道沿い付近の湧水もご覧いただく
悠創の丘に到着し、
新設した看板にて古道の謂れをご認識いただく
公園供用前はブドウ畑だったことの紹介や
付近のノジリボダイジュを志鎌講師より説明受ける
緑~オレンジのグラデーションの美しい紅葉に見入る最後に地元産大根プレゼントし喜んでいただく

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